どうも、音無です。
夏になるとテレビ番組や雑誌などで、心霊特集・怪談話・ホラー映画などを目にする機会が増えてきます。
まさに、日本の夏の風物詩ですね。
私の場合、心霊特集やホラー映画を見ることもありますが、どちらかというとゲームで体感する方が多いです。
なぜなら、『肉体的恐怖』や『精神的恐怖』を味わうことができますから。
とは言っても、怖いものが得意ではないんですけどね…。
興味本位という感じです。
そこで今回は、昔友人から借りた『零 zero(ぜろ)』のシリーズについて話していきます。
【零シリーズ】最後は感動させてくれるホラーゲーム

まず、零zero(ぜろ)というホラーゲームですが、幽霊(怨霊や浮遊霊)などが敵として登場し、『射影機』と呼ばれるカメラを使用して、『除霊・撃退』をしていくゲームです。
なお、除霊・撃退をする射影機には『フィルム』を必要とします。
フィルムには種類があり、『〇七式、十四式、三七式、六一式、七四式、九〇式、零式』と、数字が大きくなるほど幽霊に強力なダメージを与えることができますよ。
ちなみに、零はただ恐怖と言うスリルを味わうだけのゲームではありません。
具体的には、感動を与えてくれるストーリー構成になっているんです。
また、零シリーズで使用されている主題歌はどれも素晴らしいので聞き惚れます。
何気なく友人に勧められて知ったゲームでしたが、この出会いをきっかけに、ほぼ零のシリーズはプレイしました。
ただ、恐怖感を味わいすぎて1作だけしかクリアしていませんけどね…。
それでは、零シリーズを順番にご紹介していきます。
1作目:零 ~zero~(ぜろ)
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主人公の『雛咲 深紅(ひなさき みく)』は、行方不明となった兄である『雛咲 真冬(ひなさき まふゆ)』を探すため、単身氷室邸にたどり着いたところからストーリーが始まります。
そもそも、兄である真冬が行方不明となるきっかけになったのは、真冬の恩師であるミステリー小説家の『高峰』を探すためです。
高峰は、かつて氷室邸で行われていた古い儀式に興味を持ち取材に訪れていたのですが、そのまま連絡をたち行方不明に…。
そこで、高峰を探すために真冬も氷室邸を訪れるのですが、真冬もまた行方不明となったわけです。
2作目:零 ~紅い蝶~(あかいちょう)
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双子の姉妹である姉の『天倉 繭(あまくら まゆ)』と妹の『天倉 澪(あまくら みお)』は、幼い頃に住んでいた故郷に、夏休みを利用して訪れていました。
訪れた理由は、二人にとっての秘密の場所が、夏休みが終わるとダムの底に沈んでしまうからです。
なので、一目見ようと訪れていたわけですね。
しかしその秘密の場所は、かつて姉の繭が足を滑らせ転落し、大けがをしてしまった場所でもありました。
そのときのことを妹の澪が思いふけていると、姉の繭がいないことに気づきます。
姉はと言うと、赤い蝶を追って一人森の中へ…。
それを見た妹の澪は、姉を追って行くところからストーリーが始まります。
ちなみに、リメイク版もありますよ。
3作目:零 ー刺青の聲ー (しせいのこえ)
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主人公の『黒澤 怜(くろさわ れい)』は、写真家を生業としており、仕事で幽霊屋敷と噂される廃墟の撮影を依頼されていました。
その屋敷で撮影をしていると、カメラのレンズ越しに事故で亡くなった恋人の『麻生 優雨(あそう ゆう)』の影を目撃。
優雨であるかを確かめるために後を追うと、空間がゆがみ、見慣れない屋敷へと飛ばされてしまうことに。
屋敷を探索しているうちに我に返り現実世界に戻りますが、その日の出来事から毎晩見慣れない屋敷へと誘われるようになります。
そこからストーリーの始まりです。
4作目:零 月蝕の仮面 (つきはみのかめん)
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本州の南に浮かぶ朧月島(ろうげつとう)では、十年に一度、朧月神楽(ろうげつかぐら)が開かれます。
その神楽の最中に、五人の少女が神隠しに遭ってしまいました。
ですが、少女たちは「一人の刑事」(個人的にここ重要!)によって助け出されたので一件落着と思いきや、皆すべての記憶を失くしていたんです。
その出来事から10年後、神隠しに遭った少女のうち、二人が相次いで亡くなりました。
しかも、無残な顔をした姿で…。
そして、残った五人のうちの二人、『麻生 海咲(あそう みさき)』と『月森 円香(つきもり まどか)』は、友人の死の謎を確かめるべく朧月島に向かうことに。
そして、最後の一人、『水無月 流歌(みなづき るか)』も海咲と円香を追って朧月島に向かうことでストーリーが始まります。(海咲と円香の話でストーリーは若干始まっていますが、本格的に始まるのは流歌からです)
5作目:心霊カメラ ~憑いてる手帳~(零 ~紫の日記~)
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ストーリー
その日記は、ある日、突然届けられた。
「紫の日記」
いつの頃からか、都市伝説で囁(ささや)かれる古い日記。
不気味な古い写真や、意味不明の文字が綴(つづ)られたその日記の最初のページ・・・
ぽかりと空いた、白紙のページに、「あるはずのない」文字を見た者は・・・
神隠しに遭(あ)い、やがて変わり果てた姿となって発見されるという。
「顔の削(そ)がれた」遺体となって・・・
引用:心霊カメラ~憑いている手帳~ 公式サイト
心霊カメラ~憑いている手帳~とのタイトルですが、プレイヤーからは零 「紫の日記」と呼ばれることが多いようです。
実はこのゲーム、3DSを持っていなかったのでプレイしたことがありません。
むしろ、そのようなゲームが存在していたことを知りませんでした…。
なので、公式サイトからストーリーを引用しています。
6作目:零 濡鴉ノ巫女(ぬれがらすのみこ)
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日上山はかつて霊場として崇められた山であったが、現在は自殺志願者が最後の地として選ぶ霊山となっている場所です。
主人公は3人からなり、ある事件をきっかけに、死者の姿や他人の記憶・思いなどが見えるようになった「影見」の能力を持つ少女、『不来方 夕莉(こずかた ゆうり)』。
夕莉は、同じ能力を持つ『黒澤 密花(くろさわ ひそか)』と共に、日上山の廃旅館を訪れていました。
そして、その力の使い方を教えようと、影見の仕事に連れ出されることに。
旧知の仲である密花から受け取った、日上山周辺に見られる風習「弔写真」が収められたアルバムを見ているうち、それにまつわる謎を追って日上山を目指すことになる作家の『放生 蓮(ほうじょう れん)』。
触った人の心が見えてしまうことで、同情や哀れみを感じ、孤独を感じている少女の『雛咲 深羽(ひなさき みう)』。
幼少時代に母親が失踪しており、日上山で母を見かけたという噂をたよりに向かうことに。
それぞれの理由で、日上山でのストーリーが始まります。
零シリーズから一つを選ぶとしたら、月蝕の仮面
零シリーズから一つを選ぶとしたら、唯一クリアした月蝕の仮面ですね。
月蝕の仮面はストーリーもさることながら、元刑事で現在探偵の『霧島 長四郎(きりしま ちょうしろう)』がイケメンすぎた…。
朧月島の朧月神楽の最中に五人の少女が神隠しに遭ったのですが、何を隠そうこの長四郎(以降は長さん)が助け出したんです。
ちなみに、ストーリーの説明では書いていませんが、話を進めて行く上で長さんを操作することにもなります。
長さんの装備は、幽霊を撃退する射影機ではなく、霊石灯(見た目は懐中電灯)と呼ばれる武器で幽霊を撃退していきます。
慣れないうちは、少し扱い方が難しいかも。

この振り返っている男性が、長さんです。
プレイされたことのある方なら、この場面を思い出すだけで感動するかもしれませんね。
そして直ぐに、月蝕の仮面の主題歌「ゼロの調律」が流れてきます。
これは本当に素晴らしい曲でした。
なので、興味のある方はぜひプレイしていただきたいです。
零シリーズを最強の恐怖でプレイするにはコレ
迫力ある演出と恐怖を味わいながらプレイをしたい方は、ヘッドホンを着けて零シリーズをプレイすることをおすすめします。
更に、部屋を暗くしてプレイすればもう完璧ですね。
でも、正直これは上級者向けです。
なぜなら、内容も知らない初心者の方がヘッドホンをしてプレイすると、恐怖と言う名の洗礼を受けることに…。

こんな感じで、出現することがあるので。
ちなみに、私は暗い部屋でヘッドホンをしてプレイをしたので、結果的に1作しかまともにクリアできませんでした。
機会があれば、また借りてプレイしようと思います。
なお、「私は最高に恐怖を味わいたいんだ!」と言う勇者の方は、ヘッドホンを使用してみてください。
零シリーズは、最強の恐怖をあなたに与えてくれるでしょう。
あと、私が使用しているヘッドホンはこれ。
最初は映画用に購入したのですが、いつしかゲーム用として使用しているヘッドホンです。
ゲーム用としても対応しているので、問題は特にありません。
まぁ、これを着けて零シリーズをプレイしたら、最強の恐怖を味わうことはできますが、下手をすれば夜にお手洗い行けなくなるかもしれませんよ?
私は驚きのあまり、リモコン投げつけるところでした…。
ですが、零シリーズをとことん楽しむにはおすすめのヘッドホンです。
それでは今回はここまで。