どうも、音無です。
皆さんが思う、ステルスゲームの代表的な作品は何でしょうか?
色々あるとは思いますが、私なら『メタルギアソリッド』を挙げますね。
なぜなら、『戦わずして隠れる』手法を取り入れたゲームだからです。
メタルギアが発売した当時、敵を倒して進めるゲームはよく見かけました。
ただ、戦わず隠れながら進めるゲームは普及していなかったので、とても斬新だったんです。
とはいえ、メタルギアを初めてプレイしたのが、プレステーション(PS)用のメタルギアソリッドなんですけどね。
簡単に説明をすると、主人公の『ソリッド・スネーク』が単独でスニーキング・ミッション(潜入任務) を遂行していくゲームです。
そこで今回は、メタルギアソリッドについて書いていきたいと思います。
ステルスゲームの名作であるメタルギアソリッドのストーリー

メタルギアソリッドは1998年9月3日、かつて存在したコナミコンピュータエンタテインメントジャパンが開発し、コナミから発売されたプレステーション用の戦術諜報アクションゲームです。
メタルギアシリーズで言えば、3作目となる作品ですね。
ストーリーの舞台となるのは、アラスカのフォックス諸島沖の孤島、『シャドー・モセス島』にある核兵器廃棄所。
このシャドー・モセス島を、ハイテク特殊部隊『FOXHOUND』(フォックスハウンド)と、彼らが率いる次世代特殊部隊が突如占領をしました。
彼らはアメリカ政府に対し、『ビッグ・ボス』の遺体の引き渡しを要求。
それを24時間以内に受け入れられない場合、核を発射すると通告してきたことからストーリーが始まります。
今回のソリッド・スネークのスニーキング・ミッションは、人質としてとらわれたDARPA局長のドナルド・アンダーソン、アームズ・テック社社長のケネス・ベイカーの両名を救出すること。
そして、核発射を阻止することです。
メタルギアの始まりは核廃棄所の搬入ドックから

泳ぎで潜入したスネークを操作できるのは、核廃棄所の搬入ドックからです。
最初の目標は、まず地上に出ること。
昇降機を使って地上に上がるだけなのですが、ボタンを押してから昇降機がくるのが遅いのなんの。
敵に見つかってしまいそうでヒヤヒヤさせられました。
なお、地上に上がれば、本格的にミッション開始です。
メタルギアは基本、武器・装備は現地調達なので、装備はありません。
ストーリーを進めながら装備を見つけていく仕様ですね。

セーブの仕方やストーリーを進めて行く上でのちょっとしたヒント、武器の説明などは、全部無線で行うことができるのでとても楽です。
メタルギアで気を付けるべきポイント
気を付けるべきポイントと言えば、やはり敵に見つからないようにすることですね。
一応、スニーキング・ミッションですから。
ちなみに、敵に見つかれば追いかけまわされたり増援を呼ばれて攻撃されるなど、非常に進行が困難になります。

そこで、見つかってしまった場合の対処の仕方は、「隠れる、気絶させる、倒す」の行動をとることで、危険を回避することができます。
後、見つかるのは人だけでない所もポイントですね。

例えば、監視カメラ。
監視カメラに映ってしまうと、増援を呼ばれるので注意が必要ですよ。
メタルギアは無線の周波数が分からなくて困った…
メタルギアでは、どうストーリーを進行していけばよいのか分からなくなったとき、大佐などに無線で連絡をすると結構ヒントをもらえるんですよ。
しかし、どうしても分からないこともありました。
それは、女性兵士との連絡のとり方です。
最初はムービーで教えてくれる雰囲気を出していたんです。

なので、「教えてくれるのかな?」と思っていたのですが、まさかの展開で分からずじまい。

どうやら、無線の周波数をド忘れしたそうです…。
これにはスネークさんもグチを言っていました。

しかし、ヒントがあったんです。

どうも、パッケージの裏に載っているそうです。
ですが、「パッケージの裏って……なに?」という状態でした。
これは、実際にプレイされた方も迷われたのではないでしょうか。
結局、当時の私には理解できずに無線機の周波数を一つずつ調べて進めましたけどね。
ちなみに、パッケージの裏とは「メタルギアソリッドのディスクケースの裏」のことだったんです。

見にくいかもしれませんが、ちゃんと周波数が書いてあります。
周波数は、「140.15」ですね。
メタルギアには隠しイベントやジョークも満載
メタルギアと言えば、ストーリーの進行だけでなく隠しイベントやジョーク、マメ知識が盛り込まれていることが面白いです。
例えば、メイ・リンを呼び出して、「セーブをしない」と何回もすると、だんだん言葉や表情が変わってきます。

そして最後には、「アッカンベー……」

実に、可愛らしい…。
そして、FOXHOUND隊員のサイコ・マンティス戦では、ちょっとした能力を披露してくれます。

ここで、コントローラーのバイブレーション機能をONにしておくと、振動するんですよ。

どこか、誇らしげのマンティスが妙に微笑ましく思えました。
他にも、メタルギアの監督である小島秀夫さんが盛り込んだネタ的要素が沢山あります。
メタルギアソリッドは、単に見つからないようにストーリーを進めるだけでなく、時には感動を、時にはジョークを盛り込んだ内容です。
なので、「とても良くできた作品だな」と思いました。
プレイされたことがない方は、実際にしてみると面白いですよ。